もうすぐ夏休みが終わります。

志義では、夏期実力テストを実施しています。そのための、試験勉強もしています。

私も、10月に受験する「情報セキュリティ・スペシャリスト」試験を目指して勉強中です。

50の手習いで始めた試験勉強は他に「ネットワーク・スペシャリスト」試験もあります。

どちらも、まだ合格していません。今年こそは、と思いながら取り組んでいます。

初めて受験した時は、10点台だったのに、最近は合格ライン60点に迫るところまできました。

塾生に「点取りの技術」を指導しているので、自分でも実践してみることにしたのがこれらの受験の始まりです。

試験問題の内容は、最初、見たこともない語群の羅列で、午前Ⅰすらパスできなかったのに、現在は午後Ⅰまでパスできるようになりました。

午後Ⅱ合格までもう一息です。

塾生のほとんどが、最初の段階で、点数が悪いとまったくやる気がでなくて、次の学習に踏み出す勇気、例えば、やり直しをするや新しく覚え直すなど、手がつかない状態になります。

その子たちの気持ちが、私にもよく理解できます。

何回やっても忘れるし、間違うし、そんな自分が嫌になる、自己嫌悪にはまってしまいます。

それでも、いいんです。

1つわかるとそこに喜びを発見し、「自分は、まだ頑張れる。」と自分で自分を励ますことの繰り返しで確実に力がついていく実感を私は体験しています。

どうせ、一人の人間。そんな平凡な人間が、いきなりなんでもかんでも完璧にできるはずがありません。

一つ一つの積み重ねの学習を、ぜひ、塾生にもその長い道のりを体感して欲しいのです。

塾に入ったんだから2,3ヶ月で成績を上げなければ意味がないと考えて、結果を急ぐあまり、保護者も生徒も疲れ果ててしまって長続きしない方もいらっしゃいます。

確かに、すぐに成績がアップされる方もいらっしゃいます。が、現実は多くありません。普段の学習習慣が身についていない(忘れ物が多い、時間管理ができない、集中が持続しない等の)ため、勉強以前のトラブルを抱えている方も多く見られます。

いろいろ考えるより、あーだ、こーだいって勉強ができない原因を探るより、まずは実際に勉強をしてみて、それ(点取りの技術)を続けてみて、自分がどんなふうに変化したかを楽しんでもらいたいと思っています。