8月27日(木)国語スクーリング(3回目)を実施しました。高2の国語(国語表現+書道Ⅰ)はトータル10時間のスクーリングが必要です。

1回あたり2時間を消化していくので、あと2回で終わります。全教科の中で最大時間数を誇っています。ただ、今回は欠席者が1名いたので、その生徒だけ別枠で追加の指導が必要になります。

全日制の学校のように毎日授業があるわけではないので、欠席がスクーリングと重なるとそれが単位取得にかなり影響してきます。まぁ、まだ半年はあるけん大丈夫ですが。

ただ、別枠で講師を依頼するので生徒には実費(4,000円ほど)が発生してしまいます。なんとか安くするために他校のスクーリングを活用させてもらえれば幸いです。

個人的には、「なんで、スクーリングの時に休むと?」とつい思ってしまいます。”どうせ休むならまったく影響のない普通の日にして〜!”って、しかし、これって私一人のご都合主義で、当の本人にもどうしよもできないことらしいです。

前の日から、気が滅入って、それがどんどん増幅し当日はとうとう行けなくなる、布団から出れなくなるとのことです。もちろん今に始まったわけではないので、いまさらどうのこうの言っても何も変わらないのです。

「それだったら、将来、仕事にもつけないんじゃないと、ましてや進学も無理?」

いえ、まったく心配無用です。ちゃっと、普通に通えるようになります。今は無理だというだけです。今年卒業したAさんも、かなり休みがちで出席率が低くなりすぎて高3の夏休みも出席してもらっていたくらいの欠席&遅刻魔でしたが、なんと、今は専門学校に休まず遅刻もなく普通にちゃんと通っています。まったく別人のようです。(専門学校の先生も感心されていました。)

その兆候は高3の夏休みにありました。Aさんは自動車学校に通って普通自動車の免許を取得したのです。自動車学校は1回しか欠席しなかったとのこと。通った期間は5月くらいから7月いっぱいくらいです。(おそらく)

今はなんとか来られるときには来て、休みたい(体が行きたがらない)ときには休んでを繰り返してていいのです。大切なことは続けるということです。しかし、休んだから全部やめたはダメです。休んだけど学校に通うことは続けるのです。

「えぇっ、そんな簡単なことで欠席しなくなるの??」「はい、なります。」それから、続けることはそんなに簡単なことではありません。が、仲間(周りで応援する第三者)がいるとなんとかできます。もちろん、私も休んだからどのうこうのとは言いません。ただ、スクーリングだけは単位取得に直結するので用心するように注意します。Aさんもスクーリングはかなり欠席しました。そのたびに、講師の手配をやり直してなんとかやりくりして無事規定の単位を取得出来ました。

もし、コレを読んでいる不登校で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、いつでもご遠慮無く堀までご相談ください。お待ちしております。