10月30日(木)、薄曇りの快晴。絶好の登山日和(びより)でした。

福岡国際高等学院(通信制のサポート高校)の鍛錬遠足を兼ねた理科のスクーリングで登ってきました。

1名(仮称:Aさん)が体調不良で欠席。 2名(仮称:B、Cさん)の生徒と共に、宝満山登山口がある竈門神社へ。9:30学校(小郡)を出発しました。

10:15分ころ竈門神社の駐車場から、登山開始。

2合目、一の鳥居で、休憩。1名(仮称:Bさん)かなり顔色が悪い。唇も顔面も少し紫色っぽく見えました。

おそらく、ちゃんと呼吸ができていない感じです。息が上がる、息切れの状態です。Aさん曰く、「呼吸の仕方が、わかりません。」気分が悪いとのこと。息を吸うとき、お腹を大きくふくらませて、ゆっくり吸ったり、吐いたりすることをアドバイスして登り続けました。

 

休み、休みなんとか3合目の水飲み場までたどり着く。

それから、しばらく一緒に登ってみましたが…。

BさんCさんと協議の上、Bさんは頂上はあきらめて、休み休み自分の体調と相談しながら、ゆっくり登ることにしました。Cさんは山頂を目指したいとのことでした。日頃、縄跳び300回、腕立て100回の鍛錬をし、健康管理に気を使っているCさんなら当然でしょう。

Cさんと私は山頂を目指し、Bさんを後に出発しました。ときどき、携帯で連絡(音声通話は不安定なので、メール)を取り合いながら進みました。

無事、12:30ごろ二人とも宝満山頂上に到着しました。ちょうど、Bさんからメールが入り、7合目(百段ガンギ)で私達の下山を待っていることになりました。

山頂は、空気も澄み渡り、暑くもなく寒くもない、絶好の展望です。昼食を終え、山頂からの景色を堪能し30分後下山しました。

7合目でBさんと合流しぼちぼち下山し15:00頃、竈門神社の駐車場に戻ってきました。Bさんの顔色は正常にもどっていましたが、お弁当は食べなかったそうです。気分が悪いのは治っていませんでした。残念です。それでも、7合目まで登ったことにBさんは満足していました。私も大満足です。

Bさんは、私たちと別れたあと、途中出会ったいろんな人(とくにおじいちゃんたち)と世間話をしながらゆっくり登って来たそうです。それはそれで楽しかったそうです。

無事に16:00前には生徒を自宅まで送り届けて、学校に戻ってきました。1名参加できなかったのは残念でしたが、とても気持ちのよい登山でした。

来年は、どこへ登ろうか…。